働くことは暮らしの一部。
そんな「あたりまえ」を、この町で。
ある家族の暮らしと仕事
住まうこと、食べること、眠ること。
子どもの成長を見守り楽しむこと。時には大人も本気で遊ぶこと。
そんなすこやかな暮らしの土台があってこそ、仕事にも存分に打ち込めるもの。
仕事と暮らしは、本来トレードオフではないはずです。
豊かな歴史を語り継ぐ銀山の町に誕生した、仕事と暮らしの拠点「林家」。
ここを舞台に繰り広げられる、なんでもない家族の日常に、これからを生きるヒントが隠れているかもしれません。
6:45AM
朝が来るのが待ち遠しい!
ちょっとした心のゆとりが日々を幸せに。
ここでは小鳥のさえずりが目覚ましのアラームがわり。
窓を開けて思いっきり深呼吸したら、
家族みんなで、今日一日を始める準備を。
ゆっくり朝ごはんを食べたり、今日やりたいことを話したり。
町内散歩を兼ねて、ちょっと軽くからだを動かしたり。
こんな朝のゆとりが、たとえささやかでも
日々の幸福度を上げてくれるカギです。
やわらかな朝日が町じゅうを満たす頃、
あちこちで「おはよう」の声が飛び交いはじめます。
8:00AM
テクテク歩いて保育園留学へ。
里山で遊んで学んで、大きくなあれ。
家から古い町並みを眺めながら歩くと、この町唯一の保育園「大森さくら保育園」にたどり着きます。古い武家屋敷に隣接する広々とした園舎では、里山暮らしが体験できる「保育園留学」を全国から受け入れ中。だから仕事での長期滞在も安心です。
子どもたちにとっては、ここで日々繰り広げられるなんでもない暮らしが、遊びであり学び。大きくなってもずっと記憶に残る、一生ものの体験が待っています。
8:30AM
ラッシュアワーとは無縁の、静かな始業前。
「今ここ」に意識を集中してよきスタートを。
再びテクテク歩いてオフィスに着く頃には、頭もすっきり冴えて、仕事開始の準備万端。
「今ここ」に自然と意識を集中することができます。
コーヒー片手に、同僚や入居者仲間と挨拶を交わしたら、今日のタスクを確認して、仕事モードをオンに。
松のフローリングや、炭を混ぜた鼠漆喰の壁など、自然素材を生かした空間と重厚なヴィンテージ家具が視界に心地よく、パフォーマンスを高めてくれそうです。
12:00PM
ランチタイムは町に出よう。
店の人と交わす会話にも、発見がいっぱい。
町内には、数は多くないながらも、町民に愛される個性あふれる名店が点在。
地元出身の店主もいれば、移住者の店主もいて、ちょっとしたおしゃべりからも、この町の暮らしのヒントが見つかります。
天気のいい日はテイクアウトを注文して、テラスでランチを楽しむのもおすすめです。
13:00PM
地元企業や行政とアイデア交換。
オンラインで国内外の他都市とのセッションも。
風土、歴史、文化といった地域資源を生かし、持続可能な地域コミュニティづくりを考える。そんな志を持ったユニークな地元企業や行政関係者と出会える大森町。
産官学の垣根や国境を超えた、フラットなつながりが生まれやすいのが魅力です。
ローカルとグローバルを行き来する視座を、ここでシェアしませんか。
15:00PM
山影がすうっと伸びるころ、テラスを開放してひと息。
この町のランドマークに歴史を感じて。
江戸時代に、幕府から直接統括された「天領」としての歴史をもつ大森町。林家に隣接する代官所跡地は、そんな歴史を語り継ぐ場所です。
明治時代に建てられた郡役所の庁舎は、その後、時代とともに中学校や保育園に、そして資料館にと姿を変え、今なおこの町のランドマークとして親しまれています。
オープンスペースにはキッチンを備えているので、チームの憩いの場にもなります。
この場所の持つ求心力が、新たなビジネスと出会う時、何か面白いことが生まれるかもしれません。
17:00PM
仕事を終えて保育園へお迎えに。
帰り道の何気ないおしゃべりも、愛おしくて。
町内に夕方5時を知らせるチャイムが鳴り響いたら、今日の仕事はおしまい。
お迎え時間の保育園には、丸一日夢中で遊んだ子どもたちのピカピカの笑顔であふれています。
先生や子育て仲間とも挨拶を交わして「また明日」。
今日あったことを話しながら歩く帰り道に、仕事の疲れも癒されて、ほっこり心なごやかに。
家族の夜時間がはじまります。
19:00PM
地元食材や旬のものたっぷりの晩ごはん。
家族で囲む食卓が、明日の元気のもとに。
みんな揃って「いただきます」と手を合わせる、そんなあたりまえのことが貴重になりつつある現代。
でも職住近接のこの暮らしなら、食事の支度から子どもの世話まで、夫婦仲良くタスクシェア。
近隣の漁港から入荷する生きのいい鮮魚や、町内名物のごま豆腐。
あちこちのご近所から届く、四季折々のおすそ分け。
こんな贅沢ごはんは、都会の高級スーパーでも手に入りません。
21:00PM
灯りが消えた町で知る、本物の夜の深さ。
静寂に包まれて、安らかな眠りの中へ。
夜が更けて灯りが消えた町では、手を伸ばせば満天の星に手が届きそう。
夏にはホタル鑑賞も楽しめます。
1日がんばった心とからだをやさしく包む夜の静寂。
都会では味わえなかった、深い眠りが待っています。
石見銀山大森町は、人口わずか400人ほどの小さな町ですが、むしろ小さいからこそ、できることがたくさんあります。
ここは、この町で生まれ育った人も、移住者も、長期滞在者も、旅人も、アイデア次第で、未来へのアクションが起こせる場所。
林家から広がる暮らしにご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。